知人のアート・ディレクターが、
杉並区でイベントを行うので
手伝うことになりました。
ボランティア・スタッフを募集してます。
人の集まりが、あまり芳しくありません。
お時間のある方、是非、ご協力下さい。
詳細はこちらまで↓
http://www.heart-to-art.net/hajicco000.html
PR
近年、映画評などでよく使われる言葉に、
「ネタバレ」というのがある。
ストーリーの説明する際に、重要な転換点やオチを
語ることだが、これを過度に神経質的に
規制する風潮が見受けられる。
「ネタバレ禁止」「ネタバレ注意」というやつだ。
ネタバレは、所詮は言葉での行為である。
映画の面白さは、ネタだけにあるのではない。
いくら、オチがわかっていても、面白いものは
面白い。
本当に面白いものは、何度でも観られるでしょう。
特にネタバレに神経質になるのが
ミステリものだけど、
『悪魔の手鞠歌』や『羊たちの沈黙』などは
何度見ても面白い。
映画に限らず、ミステリ小説だって
優れた作品は幾度も読み返せる。
ネタがどうでもいいという話ではない。
ネタは、作品の一部にしかすぎないという
ことなのだ。
ネタバレは作品鑑賞の上で、あまり妨げに
ならないと思うのだ。
ネタバレ神経症的感性は
映画体験なり小説体験なりを
貧しいものにしている気がする。
「木を見て、森を見ず」というやつだ。
それは流言飛語に惑わされやすい感性と通ずる。
大局を見る感性が養われていないから、
根拠の無い言葉に、パニックしてしまう。
みんな、広い心で、世界を見ましょうね。