友人から『ブラック・ジャック創作秘話』というマンガを借りました。
ブラック・ジャック時代の手塚治虫の仕事にかける姿を描いた作品です。
手塚の凄い伝説は、色々聞いてきましたが、本当に凄すぎる人だな~と改めて感動しました。
全編、熱い、凄まじいエピソードの連続です。
手塚自身も格好いいけど、彼を支えた編集者、アシスタントたちも格好いい。
詰め込みすぎのスケジュール、クオリティーへのあくなき追求のため、
周囲の負担も尋常じゃありません。
当然、怒りや恨みも買います。
ですが、皆、原稿があがった時の、手塚の笑顔に、
つい許してしまうのだそうです。
そういえば、黒澤明のスタッフも同じことを言ってしました。
人の心を動かすのは、とびきりの笑顔。
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先日、ある飯屋で飲んでいたら、
何人かのお客さんと席を囲むことになった。
全員、マンガ、アニメ、映画、怪獣、ロボット、妖怪が
大好きなボンクラ・オタク男子。
ウルトラ怪獣、ロボコップ、黒澤明、マンガ原作実写駄作などの
話題で盛り上がる。
そこで、「みんな、エヴァンゲリオンって好きなの?」って
聞いてみた。
俺以外、全員、「YES」
反感を買うこと承知で
エヴァおよびガイナックス作品の悪口を言いました。
でも、なんでエヴァが好きになれないのかを
ちゃんと考えたことがなかったので考えてみた。
ロボットも怪獣もSFも好きなんだけど・・・・・・
あ、そうか!
ウジウジした男子が嫌いなんだよ!
童貞中学生に、世界の存亡を任せるな!
そんなヒーローには憧れないよ。
「こんな男になりたいな~」って思えるような
人が闘う話が好きなんです。
小林旭、藤岡弘、、役所広司、海老蔵みたいな
日本男児にロボットを操作してもらいたいよ。
まぁ、百歩譲って、最初はウジウジでもいいよ。
でもさ、あんな世界を滅ぼすことができそうなぐらい
強いロボットを手に入れたなら、性格、変わるんじゃない?
最強ロボを手に入れた少年は、凶暴化。
嫌いな父親に反抗して、世界征服の為に大暴れ。
で、それを阻止すべく他のロボが立ち向かう。
世界の覇権を争って、大激戦。
ってみたいな話だったら、燃えると思うよ。