小松左京追悼ムック「完全読本 さよなら小松左京」を購入。
オマケは・・・な、なんと手塚治虫との対談CD!!
さっそく聴いてみました。
冒頭から映画『さよならジュピター』をヨイショする手塚という
過激な内容から始まります。
よくもまぁ、あの世紀の大失敗作を
あれだけ褒めることができるものだと感心します。
褒め殺し?
いや・・・・・・・自身も映像制作に手を染め、その苦労もよく知っており、
作品の出来不出来は置いておいて、小松のSF映画に対する
心意気を汲み取ったということか?
いや、過剰なサービス精神ゆえか。
手塚先生、褒めるにしてもけなすにしても、
だいだい、言い過ぎる。
自分の昔の話を振られると
とたんに「昔の話はよしましょう」と逃げ腰になったり、
新井素子の人気(対談は1984年収録)に嫉妬したり、
手塚先生、かなりカワイイです。
SF、マンガ、映画、アニメーションの話を縦横無尽に繰り広げる。
二人とも、どんどん早口に。
ほとんど、オタクの知識自慢合戦。
なんて楽しい対談だ~。
今までに接した対談で最高かも。
『新宝島』がなぜ「新」なのかという話に驚愕!!
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