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[ 2024/11/24 16:03 | ]
ダメ映画に学ぶ

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高校生の時、
大好きだったSF冒険アクション映画を
見直した。

自分なりに「冒険活劇」の面白さとは
何ぞやと考えてみた。

以下、ワタクシ流冒険活劇メソッド

1・主人公
  なんらしかの目的を持っている。
  特定の技術・能力は、人並み外れているが、
  その他の能力は著しく低い。
  バランスの悪い人間の方が好感度は高くなる。

2・仲間
   主人公と利害が一致し、行動を共にする。
   複数の場合、ツッコミ役、ボケ役、師匠役など
  役割分担を明確にすること。 
   また、職業や身分など違う人間達が、
  偶然によって出会ったほうが盛り上がる。
  物語の中盤で、いったん離散し、
  クライマックスで終結すると燃える。

3・敵
  主人公と利害が反し、行く手を妨害する。
  主人公より、能力が圧倒的に上であること。

4・物語の骨格
  A地点からB地点へ移動する。
  A地点に留まっていられない理由を作る。
  A地点いると命の危険がある、B地点にお宝があるなど。
  B地点が、いかなる場所か、出来るだけ早めに示唆する。

5・移動開始
   主人公、ヤル気満々で、動き出す。
  カラ元気やヤケクソでも構わない。

6・中盤
   困難の連続→装備・体力の喪失により
  主人公が、一度、モチベーションを下げ、
  目的達成をあきらめる。
   仲間の励まし・訓辞、新たな装備の入手などによって、
  再びヤル気を出す。

7・クライマックス
   高リスク覚悟で、B地点へ突っ込む。
  わずかな勝算にかける。
  一発逆転で、敵に勝つ。

8・結末
  B地点を去る。

その映画、公開当時から、
世間から駄作扱い・・・・・・
というか見向きもされなかった。
設定がわかりづらく、
台詞が聞き取りづらいので
すんなりストーリーが入ってこない。
肝心の特撮がチャチイ。
など、非常にアラの多い作品である。

それでも、挑戦的な企画だったし、
他には無いイイところも一杯あったので
大好きだった。
当時の私は、ダメな所を、脳内ブローアップ
していた。

何度もダメ映画を見るのも勉強になるよね。

イイものばっかり見ようとしてないで、
たまにはダメなものも見なさい!
それが、より良い人生のヒントにも
なることもあるんだ!
(ならないこともある)

さて、その映画はなんでしょう?

ヒント
1・80年代の日本映画
2・「エイリアン2」にモロ影響された
3・タイトルはカタカナで五文字

わかるかな~
当てた人には・・・

「えらい!!すごい!」という言葉を
贈ります。

 


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[ 2011/06/18 02:00 | Comments(0) | TrackBack() | 資料 ]

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