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[ 2024/11/25 16:47 | ]
妖怪考
youkai.jpg























先日、最近よく通っているご飯処、
まんま みじんこ洞にて行われた
妖怪絵師によるトークイベントなるものに
行ってきました。

改めて思ったのは、妖怪というモノは
たいへん曖昧なカテゴリーだなということです。
そもそも「モノ」っていいのかどうか。

曖昧・・・・・・・つまり、いい加減、ユルいということです。

京極夏彦が、
現代では、妖怪はキャラ化していると指摘していましたが、

そーなると、妖怪は元祖・ゆるキャラということになります。

つーか、ゆるキャラが、妖怪の現代版ってことか。
たいがい地方発だしね~。

みうらじゅんの「ゆるキャラ」というカテゴライズは、

水木しげる大先生が、戦後、妖怪をキャラクター化した
行為に近いのかな?

いろんな妖怪がありますが、
ユルいどころではありません。

「びろーん」とか、ほとんど意味を成してないのも
あります。

妖怪は、なんでもあり。
なんでも、妖怪になる。

なんでもかんでも妖怪にしてしまう感性って
ダジャレ好きな感性に近い気がする。

みなさん、よーく考えてみてください。
町の至るところにダジャレが溢れています。

商品名やキャラクター名にダジャレの多いこと!

これって、国民性?

いつか妖怪とキャラとダジャレの関係性について
考察してみたいと思います。

日本人の言語感覚の本質に迫れるのではないかと
うっすら直観しています。
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[ 2011/12/13 22:15 | Comments(0) | TrackBack() | 資料 ]
巨星VS神様
sakyoteduka.jpg

















小松左京追悼ムック「完全読本 さよなら小松左京」を購入。

オマケは・・・な、なんと手塚治虫との対談CD!!

さっそく聴いてみました。

冒頭から映画『さよならジュピター』をヨイショする手塚という
過激な内容から始まります。

よくもまぁ、あの世紀の大失敗作を
あれだけ褒めることができるものだと感心します。

褒め殺し?

いや・・・・・・・自身も映像制作に手を染め、その苦労もよく知っており、
作品の出来不出来は置いておいて、小松のSF映画に対する
心意気を汲み取ったということか?

いや、過剰なサービス精神ゆえか。

手塚先生、褒めるにしてもけなすにしても、
だいだい、言い過ぎる。

自分の昔の話を振られると
とたんに「昔の話はよしましょう」と逃げ腰になったり、
新井素子の人気(対談は1984年収録)に嫉妬したり、
手塚先生、かなりカワイイです。

SF、マンガ、映画、アニメーションの話を縦横無尽に繰り広げる。
二人とも、どんどん早口に。
ほとんど、オタクの知識自慢合戦。

なんて楽しい対談だ~。
今までに接した対談で最高かも。

『新宝島』がなぜ「新」なのかという話に驚愕!!

[ 2011/12/09 22:23 | Comments(0) | TrackBack() | 神々 ]



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